不動産投資「リート」をすすめられたけど?

リート(REIT)というのは不動産投資信託の一種で、個人投資家や機関投資家などから資金を集め、不動産に投資する商品のことです。

このリートが日本に導入されるまでは、不動産は所有者の自己資産であり、せいぜい銀行が融資する際の担保価値として評価される材料でしかありませんでした。

「不動産」というだけあって動かざるものの代表でした。

そこでこの不動産をもっと強力に流動化させる方法はないかという政府の意向もあって、日本版のリートが1つの投資方法としてスタートしたわけです。

リートによって不動産に投資した資金は、土地と建物の購入や改修にあてられます。

その建物内にテナントを募集して、お客さんを集め、建物全体として収益が上がるように全力が尽くされます。

株式を発行して資金を集めたファンド会社が、ビルの企画から運営管理、テナント集めのコンセプト・募集業務までを一括して行う場合もあれば、資金集めとビルの運営を分離して行う場合もあります。

収益の一部が投資家にリターンとして配当される仕組みです。

株の投資商品としてみた場合、建物全体の発展を見守れる、不動産は手堅いといったメリットもありますが難点もあります。

不動産価値が、テナントの収益によって左右されてしまう点です。

また不動産投資と建物内の営業という2つの要素が重なるため、投資判断、あるいは投資後の判断において見極めが困難になります。

通常の企業情報・投資情報ならネットで簡単に調べられますが、リートは情報の透明性といった側面からみて疑問が残ります。

このようなことから、入門したばかりの方が、手堅い株式投資の1つとして選択するには無理があります。

少なくても入門から3年程度の経験を積み、株の本質や市場の動きが読めるようになってから投資しましょう。

◇◆参考ページ:J-REITとは? | 不動産online◆◇